見込み客が簡単に見積もりを依頼できる仕組みを用意することは、ビジネスを運営するうえで欠かせません。
見積もり依頼フォームはあらゆるウェブサイトにとって重要であり、業種に応じてさまざまな入力項目を柔軟に設定できます。
このフォームがあれば、顧客はプロジェクトの内容や要件に基づいた個別見積もりを受け取れます(そして見積もりを受け取ることで、あなたのサービスに何を期待でき、いくらかかるのかをより明確に理解できるようになります)。
本記事では、さまざまな業種向けの無料の見積もり依頼フォーム例を紹介し、フォームビルダーを使ってゼロから見積もり依頼フォームを作成する最適な方法を解説します。
問い合わせフォームに含めるべき基本情報

以下で紹介するフォームは、それぞれ異なる業種向けに作られているため、内容は互いに異なります。
それでも、共通する点が一つあります。どのフォームにも、入力する人の基本的な個人情報が必ず含まれている必要があるということです。
フォームに含めるべき情報は、以下の通りです。
- 会社名
- 会社のウェブサイト
- お名前(姓・名)
- 仕事用のメールアドレス
- 電話番号(任意)
- このプロジェクトの予算の目安はどのくらいですか?
- プロジェクトの内容を簡単に教えていただけますか?
- このプロジェクトに納期はありますか?
- ご意見・追加のご要望はありますか?
これらは、顧客に入力してもらえる基本的かつ具体的な項目です。
それでは、業種別フォームに沿って解説していきます。ご自身に最も役立つ業種へ、自由にジャンプしてご覧ください。
1. Webデザインサービス向けの問い合わせフォーム
よく練られたWebデザインは、あらゆるウェブサイトに欠かせない要素となり、ほぼすべての業種で成功するための重要な要因になっています。
コンバージョン率を高め、利益を生み出すうえで極めて重要です。
Webデザインの人気が高まるにつれて、Webデザインサービスの需要も伸びてきました。
デザインサービス向けフォームに含めるべき項目
- すべての基本的な個人情報
- 現在のウェブサイトはどちらですか?
- 新しいウェブサイトはどのくらい早く必要ですか?
- ウェブサイトのページ数・セクション数はどのくらいですか?そのうち何ページをリデザインする必要がありますか?
- すでにロゴやブランド素材をお持ちですか?
- ビジネスにとってSEO(検索エンジン最適化)はどのくらい重要ですか?
- ホスティングも必要ですか?
- 既存のウェブサイトのコンテンツは使用しますか?
- 新しいウェブサイトで何を達成したいですか?
- 目標を実現するためにどのような戦略を活用したいですか?(複数選択)
- 新しいウェブサイトの第一印象はどのようなものにしたいですか?
- 配色のイメージはお決まりですか?
- 使用したいタイポグラフィ(書体)はありますか?
- どのような種類のコンテンツ管理システムを使用していますか?
- 競合他社について詳しく教えてください。そのページや、気に入っている点・気に入らない点はどこですか?
例として、Lounge Lizzardを見てみましょう。Webデザインだけでなく、さまざまなサービスを提供するデジタルエージェンシーです。

2. マーケティングサービス向けの見積もりフォームで連絡先を取得する
マーケティングサービスは、ビジネスを拡大するうえで欠かせません。
これらのサービスは、リードを増やし、売上を伸ばす、つまり利益を生み出すのに役立ちます。
マーケターであるあなたは、ウェブサイトに「無料見積もりはこちら」を設置することの本当の価値をご存じのはずです。
ただ、質問のアイデアが思いつかないという方もご安心ください。私たちがお手伝いします。
含めるべき質問
- すべての基本的な個人情報
- ブランドと宣伝したい商品について、すべての詳細を教えてください(ウェブサイトもぜひ共有してください)。
- ターゲットとなるオーディエンスは誰ですか?(性別・年齢・地域を追加)
- このプロジェクトの目的は何ですか?
- 私たちのサービスで何を達成したいですか?
- 目標を実現するためにどのような戦略を活用したいですか?(ここでは、SEO・コンテンツ制作・ソーシャルメディアマーケティングなど、提供するサービスを挙げられます)
- このプロジェクトに特定のKPIはありますか?
- これまでにうまくいった施策・うまくいかなかった施策は何だと思いますか?
- 最大の競合5社を挙げていただけますか?
- あなたの商品・サービスは競合他社とどう違いますか?
- より多くの顧客をコンバージョンさせるうえで、最もよくある障害は何ですか?
- プロジェクトに特定の予算はありますか?毎月の予算を共有していただけますか?
- ほかに追加したいご意見はありますか?プロジェクトについてもう少し詳しく教えていただけますか?
- このプロジェクトはいつ開始する予定ですか?納期はありますか?
- プロジェクトについて、私たちが知っておくべき特別な点はありますか?(予算・納期・要件など、顧客に追記してほしい内容をメモとして追加できます)
例として、WebFXを見てみましょう。オンラインのデジタルマーケティングエージェンシーで、そのGet a Proposal(提案依頼)は、質問のリストで圧倒することなく、ユーザーを段階的に見積もり依頼フォームへ導く設計になっています。
同時に、ソーシャルプルーフ(レビュー)や、別の連絡手段(電話)も提示しています。

3. テクノロジーサービス向けの『プロジェクト依頼』フォーム
テクノロジーサービス、いわゆるITサービスは、以下のようなより幅広い領域のサービスを含みます。
- ソフトウェアの開発・統合・保守
- Webアプリ開発
- ITセキュリティ
- クラウドサービス
- 設置・導入サービス
- ハードウェア
- モバイルアプリ開発
- ブロックチェーン開発
- ゲーム開発
- 人工知能
プロジェクト依頼フォームや機能リクエストの見積もりフォームを用意する際は、どのサービスにも共通して必要な情報を得られる一般的な質問から始めるのがおすすめです。
以下の質問を含めましょう
- すべての基本的な個人情報
- どのようなお問い合わせですか?(サービスの複数選択)
- どのようなお手伝いができますか?
- あなたのアイデアを教えてください。
- プロジェクトの予算はありますか?
これらの質問のあとは、ここで終えることもできますし、見込み客に提供しているサービスの種類に応じた質問をさらに追加することもできます。
例として、Hyperlink InfoSystemは開発サービスを提供しています。
リードを獲得し、カスタム見積もりを添えて連絡するのにちょうど十分な、シンプルで短いフォームにまとめています。

4. ライティングサービス向けの見積もり依頼フォーム
ここ数年、コンテンツ制作とコンテンツマーケティングの重要性が大きく高まり、それに伴ってライティングサービスの人気も上昇してきました。
プロのライティングサービスでは、さまざまなコンテンツの編集や校正サービスも提供されています。
フリーランスの方やライティングサービスのビジネスを運営している方は、「無料見積もり」フォームの作り方を以下でご覧ください。
含めるべき質問の例
- すべての基本的な個人情報
- 必要な文章コンテンツの種類は何ですか?(ソーシャルメディア投稿・ブログ記事・商品説明文など、詳細をすべて挙げてください)
- プロジェクトはどの業種に関連していますか?
- プロジェクトの規模はどのくらいですか?何ワード・何ページ必要ですか?
- 校正・編集・公開などの追加サービスは必要ですか?
- コンテンツは検索エンジン向けに最適化する必要がありますか?
- プロジェクトに納期はありますか?
- プロジェクトの予算はありますか?
- 共有できる事例はありますか?
- ターゲットオーディエンスは誰ですか?コンテンツのトーン・オブ・ボイスを共有していただけますか?
例として、Digifloatのシンプルなフォームを見てみましょう。

5. 翻訳サービス向けの見積もり依頼フォーム
さまざまな市場向けにコンテンツを翻訳・ローカライズすることは、市場拡大を語るうえで欠かせない要素であり、翻訳サービスがこれほど重要視される主な理由でもあります。
翻訳サービスは、海外の顧客とコミュニケーションを取り、ビジネスを拡大するうえで重要です。
ウェブサイト向けの『見積もり依頼』フォームの作り方は以下の通りです
- すべての基本的な個人情報
- 原文言語と翻訳先言語を選択
- どのような書類を翻訳する必要がありますか?
- 必要なサービスを選択してください。(翻訳・公証翻訳・通訳・文字起こし・字幕作成など、提供するサービスの詳細を挙げます)
- 希望納品日(緊急翻訳には追加料金を設定するオプション)
- 書類のおおよその文字数はどのくらいですか?
- この書類はどの業種に関するものですか?
- 書類の形式を教えてください。
- その他の質問・ご意見
Cultures Connectionは、フォームを設置するだけでなく、書類の形式・言語ペア・翻訳の緊急度などのいくつかの重要なポイントによって料金がどう変わるかを説明した、素晴らしいページを作っています。
これらの点をすべて考慮し、専用ページかフォーム自体のどちらかに盛り込むようにしましょう。

6. グラフィックデザインサービス向けの『見積もり依頼』フォーム
フリーランス経済の大きな部分を、イラスト制作・ロゴデザイン・ブランドスタイルガイド・名刺デザイン・書籍デザイン・パンフレットデザインなどのデザインサービスを提供するグラフィックデザイナーが占めています。
グラフィックデザインは、クリエイティブな人にとって素晴らしいキャリアパスです。
グラフィックデザイン業界向けの「見積もり依頼」フォームに含めるべき質問
- すべての基本的な個人情報
- あなたのブランドを最もよく表すものは何ですか?
- ロゴデザインの案はいくつ必要ですか?
- ロゴをどのようなスタイルにしたいですか(ミニマル・3D・署名風・手描き・ヴィンテージ・水彩など)?
- ロゴに希望のサイズはありますか?
- 参考として古いロゴを共有していただけますか?
- 競合他社のロゴを共有していただけますか?
- ロゴやブランディングに使いたいカラーパレットはありますか?
- ほかにデザインサービスは必要ですか?
- ロゴはどのソース形式で必要ですか?
- ブランディング一式・ソーシャルメディアキット・ベクターファイル・ロゴの透明化・ステーショナリーデザインなど、ほかのサービスにご興味はありますか?(ここに提供しているほかのロゴデザインサービスを挙げられます)
- 特定の納期はありますか?
- このプロジェクトの予算はどのくらいですか?
例として、マーケティングサービスに加えてグラフィックデザインサービスも提供しているDigital Marketing Philippinesを見てみましょう。

7. イベント企画向けの『見積もり依頼』フォーム
イベント企画会社は、顧客に思い出に残る特別な体験を提供します。
イベントプランナーは、イベントのあらゆる要素を取りまとめます。
そこには、スケジュール調整・ケータリングの手配・会場選び・予算管理など、多くの作業が含まれます。
イベントプランナーは、イベントが滞りなく進行するよう取り計らいます。
見積もり依頼フォームに含めるべき項目とは?さっそく見てみましょう
- すべての基本的な個人情報
- イベントの種類(法人向けか個人向けか)
- イベントの日程と会場
- 参加予定人数
- 必要な品目・サービスの一覧
- 特別なご要望はありますか?
- このイベントの予算の目安はどのくらいですか?
以下では、MGN Eventsの依頼フォームテンプレートの例を見てみましょう。

8. 写真撮影サービス向けの見積もり依頼フォーム
ありふれたストック写真ではなくプロの写真を使うことは、オーディエンスの注目や関心を引きつけるうえで大きな違いを生みます。
さらに、プロによる撮影は、いざというときにあなたの最も価値ある財産となります。
写真は、私たちの人生で最も大切な思い出です。
写真撮影サービスが今後もなくならないことは間違いありません。
ウェブサイトをお持ちなら、「見積もり依頼」フォームでリードを獲得する方法は以下の通りです
- すべての基本的な個人情報
- どのようなサービスにご興味がありますか?(撮影セッションの予約・写真編集サービス・商品撮影・ソーシャルメディア向け撮影などの複数選択)
- どのようなイベントのために撮影を予約しますか?イベントの種類は?
- このイベントはいつ開催されますか?イベントの日程は?
- 会場はどちらですか?
- 撮影時間はどのくらいですか?
- カメラマンにイベントをどのくらいの期間カバーしてほしいですか?(半日・1日・複数日)
例として、Lifetouch Special Event Photographerのフォームを見てみましょう。
画像からわかるように、基本的な個人情報と、カメラマンを予約するイベントについての入力欄を設けています。

9. プロのビジネスコーチング向けの見積もり依頼フォーム
プロのビジネスコーチングを運営する場合、ビジネスを成長させるために、経営者を支援・教育し、戦略を実行に移します。
プロのビジネスコーチは、財務・経済・マーケティングなど、多くの分野での経験が求められます。
戦略は、企業のニーズに応じて変わります。
では、コーチングビジネスの見積もり依頼フォームには何を含めるべきでしょうか?
- すべての基本的な個人情報
- 会社名
- 必要なコーチングの種類(ビジネス・エグゼクティブなど)
- コーチングセッションはいつ開催されますか?何日間ですか?
- どのくらいの期間続きますか?
- 参加人数
- どのような成果を期待していますか?
Professional Business Coachesの見積もりフォームの例を見てみましょう。

オンライン教育向けの見積もりを取得する
オンラインアカデミーは、仕事や家庭を犠牲にすることなく、自宅にいながら国際的な学位を取得できる素晴らしい手段です。
これは、収入アップや業界内での競争力強化に役立ちます。
オンラインアカデミーを運営していて、見積もりテンプレートに何を含めればいいか迷っていませんか?
ご心配なく。私たちにお任せください。
教育サービス向けの問い合わせフォームに含めるべき質問リスト
- すべての基本的な個人情報
- 就業中ですか、それとも学生ですか?
- どのような種類のコースにご興味がありますか?
- クラス分けテスト(プレースメントテスト)を受けたことはありますか?受けた場合、スコアはいくつでしたか?
- どのような成果を期待していますか?
- お支払い情報
以下では、Prestans Online Academyの生徒向け問い合わせフォームの例をご覧ください。

EmbedFormsで見積もりフォームを作成する簡単3ステップ
含めるべき質問を解説してきましたので、ここからは「見積もり依頼」フォームをゼロから簡単に作成する方法と、回答を受け取る方法をご紹介します。
このプロセスはシンプルで、EmbedFormsを使えば数分で完了します。
ステップごとに見ていきましょう。
ステップ1 - EmbedFormsのアカウントを作成する

EmbedFormsは、フォーム作成に非常に役立つ無料で始められるツールです。
非ブランド化(ロゴ非表示)やプレミアム機能をご希望でない限り、お支払いや支払い情報の入力は不要です。
設定は簡単で、いつでも頼れる専任のカスタマーサポートが付いています。さらに、プレミアム機能も7日間無料でお試しいただけます。
なお、新しいアカウントを作りたくない場合は、Googleアカウントで登録することもできます。
ステップ2 - 最初のフォームを作成する

アカウントを作成すると、丁寧なご案内とともに最初のフォームの作り方を順を追って学べます。作成方法は2通りあります。
ゼロから作る方法と、あらかじめ用意されたテンプレートを使う方法です。
高機能なフォームビルダーを使って、ゼロからフォームを作成できます。
ただ、アイデアが浮かばない、または単に時間がないという場合には、テンプレートが最適な選択肢です(再利用できるたくさんのフォームが揃ったテンプレートライブラリはこちら)。
さらに、テンプレートを選んだ場合は、ニーズやブランドに合わせてさらにカスタマイズすることもできます。
ステップ3 - 公開してオーディエンスと共有する

最後に、フォームの作成が終わったら、右上の「Published live(公開中)」トグルを切り替えるだけで、フォームが公開されます。
これで、提供されたコードをコピーして、ソーシャルメディアやメールでオーディエンスと共有できます。
さらに、フォームをウェブサイトに埋め込むこともできます。
このツールのもう一つの優れた点は、インタラクティブなWebフィードバックウィジェット・バナー・popup・ボタン・フローターでフォームを表示でき、高い回答率につなげられることです。
まとめ
フォームビルダーで効果的な見積もり依頼フォームをウェブサイトに追加することは、顧客のニーズに応じた、より柔軟な料金体系を提供するためのシンプルな方法です。
さらに、整理整頓された状態を保ち、リードをより的確に獲得できるようになります。
加えて、ビジネス用の電話で常に対応し続ける必要がなくなるため、潜在顧客を逃すことなく、多くの時間を節約できます。
さあ、何を待つことがあるでしょう。今すぐEmbedFormsにアクセスして、最初の見積もり依頼フォームを作成しましょう。







